凸凹デコボコフレンズ WEST中サッカー部

フツーの中学の凸凹な面々の部活サッカーを追ってます。

レビュー 新人戦予選

スタメン  4-2-3-1   

     Reo          

Shoot  Rai   Yoshi     

   Rutch Leo            

Hide Watch Yui Kin     

     You  

得点者 

VS A中 4-1  

Yoshi(2) Rai(2)

VS F中 7-0 

Yoshi(2)Rai(2)Shoot(1)Reo(2)

 おなじみのように見えるが、新チームになって大きく舵を切ったのが、ビッグReoの前線へのコンバートだ。後ろに置いて数試合やってみたが、点の入る気配なし。Reoを前に出すことで、攻撃の核が生まれ、後ろの面々が絡めるチームになった。同時に各々の責任感も出てきた。ぶっちゃけReoが一人で1点ぐらいは決めるのも大きい。GK YouのロングフィードもReoがいて生きるようになった。後ろで回しても、GKまで下げても攻められる手を持っていることは、凸凹フレンズの大きな強みだ。

もう1つの強みは、パスワークだ。サイドを変えつつボランチやトップ下にボールが入ると、WEST中にスイッチが入る。

 

さて、今回、先制点をもたらしたのは、やはりReoの存在だ。DFを必ず引きつけることで、他が空く。A中との先制点もこの形。そして、単純に一人でゴールはF中の先制点。

しかし、持ち前のパスワークはまだまだ。公式戦特有のプレッシャーの中、中央でロストするリスクは大きい。実際、意思統一が図られないままつなごうとすると、奪われるシーンも多かった。ただ、この日は、サイドアタッカーのYoshiが切れていた。リスクの少ないサイドからチャンスを作れたことは大きい。Yoshiがガンガン行って最後までやって見せたらな、とSコーチと話していたが、実現した!

ゴールを奪って行くにつれ、余裕の生まれたメッシRaiが乗っていった。見ていて楽しいほど。しばらくもがいていた点取り屋が一皮むけたと言える。やっぱりエースだ。

SBはすばやく大きく開いてボールを引き出し、落ち着かせた。右サイドは縦へ推進力があった。左サイドはパスで崩す形が多かった。そしてCBの二人は、一度もドリブルで振り切られることがなかった。他がそうなりかけても、すぐにカバーして点の匂いをかき消していた。

GK YouはいくつかあったCKで安定感のあるキャッチで見せた。1対1のシーンもやはり強かった。彼の力で重要な試合をものにするのは県大会にとっておこう。

 

課題は力強さだ。まずもっと飯を食うこと。寝ること。サイズ感を上げよう。走ると同等に「食う」を考えてみてほしい。それからパスワーク。全体の流動性が生命線だ。実際、練習でもここに力点を置いている。ピンじゃダメなんだ。みんなで動いてやっと大きな力となる。 

凸凹フレンズが、もっと強いチームに挑む姿を楽しみにしています。

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