サッカーとか勉強とか
今、WEST中サッカー部は、中学生の避けて通れないイベント「期末テスト」。
まるっと1週間のオフだ。
このオフに入る前、ちょっとした心配事が。
それはBig Reoのモチベーションだ。
偶然見かけた紅白戦で、いつものように目立たない。よく見ればいつものDFでなく
トップに入っていた。だからか、と思ったが、原因はそれだけでなかった。
やる気が、覇気がないのだった。
そのため、声を出しておりゃおりゃ感のあるLeoやKinの方が存在感があった。
休憩を挟んで、どうかと見てみると、今度は相手チームに入っていた。
なんで?いつもは、ただ一人力強いプレーで凸凹チームを支えていたのに。
その日の帰り、妙に帰りが遅かった。聞けば「会議やった」と。
Reoになんで?とみんなで意見を求めたらしい。返事は空虚なもので、家に帰っても納得いってない様子のKin。
これまで、ただ一人、3年生チームで主力として戦ってきたBig Reoは、今、新チームに物足りなさを感じているのだろう。それでも迫ってくる新人戦の不安。そんな自分のプレッシャーにも今まで気づかず、のんびりしていた同級生に、何を今ごろ、と言いたいのではないか。もっと、早く本気で取り組んで欲しかったのだと思う。それでなくとも、勉強があり、私生活があり、めんどくさい学校がある。大きいReoはサッカーをすることの意味を自分に問うている時期だろう。いずれ、能天気な凸凹フレンズも、サッカーって自分にとって何?と考える時があるだろう。
それが普通だ。
そうして、やっぱりサッカーに戻ってくる。
私など、小学生時代にやったサッカーを忘れられず、大人になって戻ってきた。
かと言って、不幸とか後悔とかはない。それが自分とサッカーの関係だ。
期末テストが終わったころに、うまい具合やる気になったReoに会えたらと思う。