小学生時代
今日の小学生の全日予選は複雑な要素いっぱいだった。
決勝はサウス対ウェスト。ウェストはWEST中の応援を受ける。
サウスは私がコーチを務めている。
家はWEST中サッカー部の副部長をしている関係で、妻はウェストに差し入れを届けた。今から試合相手をする私が持って行くわけにもいくまい。
試合は、リーグ戦1位のサウスは、引き分けでも優勝。
微妙なシチュエーションだ。この点が気がかりだった。
もし、引き分けで良し、と受けて立ったら・・・。
サウスは引かない布陣で臨んだ。
すると、試合は1分も経たないうちに、ウェストにサイドを外され、失点。
ふ~。何事も簡単ではない。
しかし、この早すぎる1点が、私の危惧していたことを回避させた。
サウスの攻めにでる気持ちを駆りたてたのだ。かたやウェストは、拍子抜けしたか、
少し受けに回った。
すると、サウスがエースのありえないロングFKで同点。そして立て続けにミドルでもゴール。あっという間に逆転。
試合の流れは、サウスへ。後半、PKを獲得。抗議した相手選手はイエロー。
PKは外したが、その後鮮やかな追加点で3-1。勝負は決した後に、一悶着あった。
アフターチャージで、2枚目のイエローが出て退場に。
すると、サウスの応援席から歓声。いただけないリアクションだった。
優勝は嬉しかったが、少し複雑な気分。ウェストには、来週のプレーオフで県大会の切符を勝ち取ってほしい。
凸凹フレンズは、小学生時代、新人戦Vで滑り出したが、最終学年では、県大に行けず涙を飲んだ。果たして、あの悔しさを彼らは覚えているだろうか。
応援する彼らを見ながら、覚えていてほしい。負けた後輩を見て、思い出してほしいと思った。