NO.8 キャプテンLeo
キャプテンLeo。いつの間にか、これが当たり前になっている。このチームは、何かはできるけど、何かはちょっと・・・の集まりだ。Leoだってそうだ。それでも、Leoが中心になることで、凸凹フレンズはポジティブになった気がする。弱い自分たちをごまかすのではなく、やるしかない、と開き直ったように感じた。だから伸びた！
県リーグの初戦、Leoの要求する声が響いていた。自らも強気のプレーを連発した。中学生になって初めて、Leoが本気を見せた試合だったように思う。負けはしたが、Leoのスルーパスの美しさは、金を払っていいほどだった。
悔しい負けもあった。キャプテンとして、責任を感じた時もあっただろう。だが、そこから新たなトライを始めた。セットプレーだ。2試合連続でCKからの直接ゴール、首位ARD相手のFKでのゴール。これがどれだけ後期の戦いを有利にしたかわからない。Leoなりのキャプテンシーを見せつけた。
Leoは、純粋にプレーで引っ張ればいい。私が見たいLeoのプレーがもう1つある。KAKA（カカー：元ブラジル代表）のようなぐーーんぐーーんドリブルだ。突破するときのLeoの運び方は、人より長い。そして、リズムが違うから、相手の想定より速い。人に当てた後に発動するKAKAのような中央突破が、The Leoのプレーだと思う。これをやりきってほしい。
苦しい時、Leoのメンタルがチームのメンタルだ。まず自分が引かない。さすれば、やつらも引かない。（それくらいLeoは好かれてる。）じゃんじゃん仕掛けよう。それがキャプテンの選ぶプレーだ。Leoが出し切る3試合になれば、何も言うことはない。
