凸凹デコボコフレンズ WEST中サッカー部

フツーの中学の凸凹な面々の部活サッカーを追ってます。

カタツムリ

ゴールデンウィーク2日目。

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昨晩山でソロキャンをした私は、そこから近い国見に来た。Kinが怪我で離脱しているので、トップチームを見ても自分のモチベーションが上がらない。すると1年生がSと試合をすると言うではないか。日本語でカタツムリのこのチームを私は個人的に尊敬している。

選手1人1人をしっかり育成するからだ。小学生の全日県予選決勝で、8人総替えをした時は、言葉も出なかった。しかもその時間に失点して全国を逃した。ともかく個を鍛えることに関してブレない。

TatsuコーチたちのWEST中時代、TRMで対戦した時は、ドリブルだけで試合をしてこられた。


この中1世代は九少県チャンプ。実際にWESTは県大会初戦で0-3の負けをくらってる。中学年代で食らいついて成長してほしい。


試合はサイズと経験で相手がいくつも上だった。そこはさておき、試合が始まってすぐSの声の多さに驚く。そして、どのポジションからも仕掛けてくる。企みを感じる。なんならGKもいいパスを出そうと狙ってる。普通のチームは、誰か!から何か始まる。その他大勢は決まったことをするばかりだ。

声とアクションがどこからも起こるSはさすがだ。みんな楽しそうで成長しそうである。


だが、WESTのフレッシャーズも面白い。

こいつらに食らいついて離されないぞ、という気概を見せる子がいっぱいいた。事実、一方的だった試合を、最後は割らせないように立て直していた。ケンがシュートを打って終わるシーンもあった。いずれ、県の舞台で凌ぎを削るチームを目指してほしい。


やっと出番をもらって張り切っている2年生のKは、この1年生にまず認められるように頑張ってほしい。動きは機敏で鋭かったぞ。ナイスセーブも見せた。前向きに経験を積んで行け。WEST中はこれまでKのような未経験者を伸ばして、今の姿があるのだから。