凸凹デコボコフレンズ WEST中サッカー部

フツーの中学の凸凹な面々の部活サッカーを追ってます。

対BRI 2-1 4連勝

毎週続いたリーグ戦はこの7節で一旦中断する。

ここまでけが人を出しながら、レベルの高い相手と対戦し、確実に力を付けてきた。

この日の相手はクラブチームのBRI。小気味よくつなぐチームとして、小学生年代から定評がある。そのDNAは鬼のようにつないでくるChinzeiにつながっている。しかし、ここまで思うように勝てていない様子。あまり強くなかったらいいけど、と変な期待をしたが、蓋を開けてみると好チームだった。

ゴールキックでもフリーキックでも、近くのフリーな選手へつないで展開してくる。前線が飛び出そうとする動きをいれると同時に、空いた中盤のスペースへボールを入れて、一段ずつ前に運んでくる所は見事だった。

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立ち上がりは相手のパス回しに手を焼いたが。

 速さや高さはそれほどではなかったので、怖いのはスルーパスだった。しかし、通されたのは全てオフサイド。最後はやらせない守備で、この時間帯をしのいだ。そして、

コーチの「ボランチの位置が低い」という修正ポイントを徐々にみんなで解決した。次第に中盤で前を向かせないようになる。そして、中盤入るボールをブレイクし始めた。先制点も奪ってからのショートカウンター。真ん中でこぼれたボールをReoが運びシュート~を打たず、メッシRaiへ。Reoがお膳立てした決定機を、Raiが鮮やかに料理した。素晴らしい先制点。

 後半は、さらにプレスがはまり、結局チャンスを生み出すのはWEST中という展開。サイドから崩してShootやRaiがもう一歩。あるいはReoがロングシュート。などチャンスもあった。しかし、追加点は思わぬ形から。この日、快足を飛ばしてボールを奪ってきたターボYoshiが、左ペナ角付近でまたもしつこくボールにつっかける。わずかに体を入れ込んだ瞬間、相手と足が絡む。ピー!!!もつれた場所はエリア内でPKの判定。この後足を痙らせて交代となったが、殊勲の1プレーとなった。このPKをどかんとビッグReoがぶち込んで2点目。押している時間に見事に点を奪うことに成功。

 その後は、前からいく守備がはまりにはまって、さすがのBRIもロングキックを多用する展開となった。これにはDF陣がヘディングで対応し、相手の攻め手がなくなっていった感が出てきた。この展開を見守っていたTaraちゃんが「もう勝ったくね!?」と調子よく言った。口に出さなかったが、私もそう言いたい気分だった。

 しかし、残り5分。今度は思わぬ形で失点する。裏を狙った相手のロングキックがGKへ。残り時間を考えてキャッチせず、少しでも時間を作ろうとしたYou。しかし、バウンドが低く滑ったのか、ボールは足の間を抜けた。これだから、サッカーでぬか喜びはいけない。(見ていた私たちの油断のせいですね。反省・・・)それでも全集中で残り時間を0で終えた。少し肝を冷やしながらの勝利。これくらいの方が凸凹フレンズは調子に乗らなくていいでしょう。

 

 これで、4連勝。そもそも凸凹フレンズが、何試合も続けて勝ちを収めるほど集中したり、まとまったりした姿を見たことがない。結果だけを喜んではいけないが、この結果にこそ、彼らの成長がある。事実、2部リーグの他の試合は、もつれにもつれており、引き分け、番狂わせ多数。上位進出は希望というより、本気で掴みに行く野望になったと言える。