雑感
EST戦のレビューは、Kinへの不満を書きそうになるのでやめておく。
代わりに・・・。
私の関わっているサウス小には、M君という大エースがいた。他の子を1+1の足し算の選手とするなら、彼はかけ算の選手だ。何人分もできる。特にスピードとパワーでは群を抜いており、6年になってからは、存在感が際立っていた。1試合に1点はもってきてくれた。しかし、である。それでは勝てない。
「M君で1点。でもその1点は宝くじと一緒。だからみんなで1点とるチームになれ。」
と言い続けた。スペシャルな存在の1点をあてにせず、全員で1点を取れるチームでなければダメだと言ってきた。1人の出来の善し悪しで左右されるチームはもろい。
今日のWEST中を見て、またこんな試合をしそうで心許なく感じた。
少しずつ自分じゃない「誰か」に期待して頼っていた。
そんなにサッカーは甘くないと思う。
1人ずつが何かを起こせるぐらいでなければならない。今日は、いくら待っても、何も起こらなかった。全体から勇気を感じなかった。新人戦予選の時のような、気迫も声もなかった。できることを失敗しないようにしようとして、失敗していた。
テスト休みを挟んだら、もう1回自分のサッカーのスケールをぶっ壊してやってみてほしい。俺がやってやる!でいいんじゃないかな。
全員が『1人ぐらいは自分でどうにかする』でちょうどいい!