凸凹デコボコフレンズ WEST中サッカー部

フツーの中学の凸凹な面々の部活サッカーを追ってます。

Last of Last

f:id:nagateafoot:20211118221343j:plain凸凹フレンズの最終章の最終話となる入替戦Day3 対SS中

思えば、SS中との対戦から凸凹フレンズの物語は始まった。

県リーグショックを受けた第1節の相手だった。声を掛け合う姿も素晴らしい部活チームの雄である。彼らに県リーグの基準を学ばせてもらった。だから、その後対戦する相手が緩く感じられたかもしれない。第10節の再戦では、十分渡り合えた。だが、唯一シーズンダブルを喫した相手となった。スコアはいずれも0-1。

 

ラストゲームで三度顔をあわせることになるとはー。ちょっと予想できないストーリーだ。

 

このラストゲームを楽しむために、2チームを比べてみる。

1. 凸凹 vs  フラット

パッと見で、ずいぶんサイズの違いがあったが、凸凹フレンズも大きくなったのだ。

2. 持久力 vs  スピード

彼らのスピードには穴がない。しかし、Tatsuコーチ仕込みの持久力が、凸凹フレンズにはある。

3.あまのじゃく vs   すなお

のせたらのりそうなSS中に対して、あまのじゃく的なWEST中は、秘かに闘志を燃やす。(いや、そこはのっていいんじゃね。)

4.トリッキー  vs  シンプル

素早く空いたスペースや縦に展開するSS中。そこで、こっち!?みたいに裏をかいたりフェイントを入れたりするWEST中。

5.遅攻 vs  速攻

奪ってからが早い相手に対し、回してリズムを作る緩急が持ち味。

6.空中戦  vs  地上戦

ヘディングの強さが売りのSS中。パスワークとドリブルが売りのWEST中。

7.リアリティ vs  ファンタジー 

ゴールへ直結させるプレー、セットプレーに長けた相手に対して、ちまちまスルーパスや溜めて飛び出す形を好むWEST中。(ファンタジーは2点目からでいいんですけど。)

9.南 vs  北

何年も県北の雄として県リーグに君臨。WESTも小学生年代から漢字のチームとして、南島原のスピリッツを示してきた。(南北戦争か!)


まあ、このライバルとの対戦は燃える要素がいっぱいということ。


昨日はゴールを近くに置き、受けたらどの位置からでもシュートを打ちに行く練習をしていた。試合で何で使わんのー、といいたくなるほどのシュート力があった。パワフルになってきた。秘かに爪を研いでいたのだ。

今日は狭いゾーンでのパス交換から飛び出す練習を見た。ザ、WEST中のプレー。んー、やっぱりこっちも捨てがたい。

掴みどころのない、見た目では測れない強さをWEST中は持ってる!出し惜しみせず、出し切ってくれれば言うことはない。


明日は、最後の練習となる。

中学サッカーは伸び伸び合戦。最後の1日まで伸びて、ラスト オブ ラストへ。