Last of Last
凸凹フレンズの最終章の最終話となる入替戦Day3 対SS中
思えば、SS中との対戦から凸凹フレンズの物語は始まった。
県リーグショックを受けた第1節の相手だった。声を掛け合う姿も素晴らしい部活チームの雄である。彼らに県リーグの基準を学ばせてもらった。だから、その後対戦する相手が緩く感じられたかもしれない。第10節の再戦では、十分渡り合えた。だが、唯一シーズンダブルを喫した相手となった。スコアはいずれも0-1。
ラストゲームで三度顔をあわせることになるとはー。ちょっと予想できないストーリーだ。
このラストゲームを楽しむために、2チームを比べてみる。
1. 凸凹 vs フラット
パッと見で、ずいぶんサイズの違いがあったが、凸凹フレンズも大きくなったのだ。
2. 持久力 vs スピード
彼らのスピードには穴がない。しかし、Tatsuコーチ仕込みの持久力が、凸凹フレンズにはある。
3.あまのじゃく vs すなお
のせたらのりそうなSS中に対して、あまのじゃく的なWEST中は、秘かに闘志を燃やす。(いや、そこはのっていいんじゃね。)
4.トリッキー vs シンプル
素早く空いたスペースや縦に展開するSS中。そこで、こっち!?みたいに裏をかいたりフェイントを入れたりするWEST中。
5.遅攻 vs 速攻
奪ってからが早い相手に対し、回してリズムを作る緩急が持ち味。
6.空中戦 vs 地上戦
ヘディングの強さが売りのSS中。パスワークとドリブルが売りのWEST中。
7.リアリティ vs ファンタジー
ゴールへ直結させるプレー、セットプレーに長けた相手に対して、ちまちまスルーパスや溜めて飛び出す形を好むWEST中。(ファンタジーは2点目からでいいんですけど。)
9.南 vs 北
何年も県北の雄として県リーグに君臨。WESTも小学生年代から漢字のチームとして、南島原のスピリッツを示してきた。(南北戦争か!)
まあ、このライバルとの対戦は燃える要素がいっぱいということ。
昨日はゴールを近くに置き、受けたらどの位置からでもシュートを打ちに行く練習をしていた。試合で何で使わんのー、といいたくなるほどのシュート力があった。パワフルになってきた。秘かに爪を研いでいたのだ。
今日は狭いゾーンでのパス交換から飛び出す練習を見た。ザ、WEST中のプレー。んー、やっぱりこっちも捨てがたい。
掴みどころのない、見た目では測れない強さをWEST中は持ってる!出し惜しみせず、出し切ってくれれば言うことはない。
明日は、最後の練習となる。
中学サッカーは伸び伸び合戦。最後の1日まで伸びて、ラスト オブ ラストへ。